よだれまで流して見つめた美女だった

■１
よだれまで流して見つめた美女だった　　　　　グラ
美女だった似ても似つかぬ顔となり　　　　　まさ子
顔となり　人寄せパンダで　大繁盛　　　　　クロやん
大繁盛　看板娘　辞められず　　　　　お散歩
辞められず仕事の出来るそんな世も　　　　　もくあみ

そんな世も　暮らしていくさ　命かけ　　　　　うす茜
命かけ ふたり子供を　育てたが　　　　　さよこ
育てたが　やっと自分を　ふりかえり　　　　　万樹
ふりかえり　夢中になった　人のこと　　　　　ぷんぷん
人のことちょっかい出さずに素通りを　　　　　英ちゃん

素通りをしたいが気になる事故現場　　　　　えむ
事故現場目を覆うよな惨状で　　　　　mituru
惨状で　涙なくして　見てられぬ　　　　　れんげ
見てられぬ　満員電車で　紅を引く　　　　　晴れおとこ
紅を引く　母恋しさに　竹千代が　　　　　春

■２
ないかしら　あの方ほらね　あの方よ　　　　　miko
あの方よ　名前知らぬが　憧れの　　　　　中ちょう
憧れの イケメン年は　五十代　　　　　さよこ
五十代　小林さっちゃん　嫁になり　　　　　あぽろん
嫁になり　ホッとしている　女性有り　　　　　きゅう

女性有り 男顔負け 潔く　　　　　kiko
潔く　なでしこみたい　なりたいな　　　　　粋人亭の親父
なりたいな北風耐えてあんぽ柿　　　　　ジョンのおばちゃん
あんぽ柿　北風さんと　仲良しよ　　　　　みほこ
仲良しよ　あんぽ柿と　西条柿　　　　　かおる

西条柿　美味さ一際　食べたいな　　　　　竹トンボ
食べたいなピチピチなんだね今の君　　　　　晴れおとこ

■３
あと５分　待てば美味しい　ご馳走が　　　　　miko
ご馳走が上げ膳据え膳有難や　　　　　mituru
有難や　厚生年金　お振込み　　　　　秋山白兎

■５
持ってます　ピッケル片手に　山登り　　　　　ひかり

■６
才女かな、控え目親切、落ち着いて　　　　　ひかり